2004年 09月 26日
原作はアイザック・アシモフの『われはロボット』で有名なロボット三原則がテーマになっています。 人口知能がこの解釈を突き詰めて思いもよらない結論に達するところは SF的というよりもむしろ哲学的のような気がしました。 人間のために働いていた機械がやがて人間を裏切るストーリーは 『ターミネーター』や『マトリックス』でもお馴染みなのでそれほど期待はしていなかったのですが 映画そのものがサスペンス仕立てになっており最後の最後である人の死の原因の謎が解けたり 最後がハッピーエンドでもアンハッピーエンドでも無く、非常に謎に満ちていながら神秘的であること。 そしてウィルスミスのファッションや台詞回しや建築物や車のデザインが楽しめることなどにより 想像していたより楽しめました。 SF映画と言うより、ロボットと比較して人間とはなにか?という映画だと私は解釈しています。 ウィル・スミス演じるスプーナー刑事は離婚して、お母さん?のパイが好きで コンバースのシューズに拘り、高所恐怖症です。 決して完璧ではなく合理的な思考では割り切れない部分があり愚かな面を持つのが人間 ・・・そんなメッセージを私は受取りました。 スプーナーがロボットのサニーに対し 「自由とは自分で考えることだ。」と言った台詞も印象的でした。 『アイ、ロボット』HP
by natsu-usagi
| 2004-09-26 22:02
| 観
|
アバウト
カレンダー
以前の記事
2016年 06月 2015年 12月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2014年 10月 2014年 09月 2009年 07月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 05月 2004年 11月 2004年 10月 2004年 09月 2004年 08月 カテゴリ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||