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●迷走日記●by夏うさぎ

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2004年 09月 26日

映画『アイ・ロボット』観てきました。(ネタバレ注意)

原作はアイザック・アシモフの『われはロボット』で有名なロボット三原則がテーマになっています。

人口知能がこの解釈を突き詰めて思いもよらない結論に達するところは

SF的というよりもむしろ哲学的のような気がしました。

人間のために働いていた機械がやがて人間を裏切るストーリーは

『ターミネーター』や『マトリックス』でもお馴染みなのでそれほど期待はしていなかったのですが

映画そのものがサスペンス仕立てになっており最後の最後である人の死の原因の謎が解けたり

最後がハッピーエンドでもアンハッピーエンドでも無く、非常に謎に満ちていながら神秘的であること。

そしてウィルスミスのファッションや台詞回しや建築物や車のデザインが楽しめることなどにより

想像していたより楽しめました。

SF映画と言うより、ロボットと比較して人間とはなにか?という映画だと私は解釈しています。

ウィル・スミス演じるスプーナー刑事は離婚して、お母さん?のパイが好きで

コンバースのシューズに拘り、高所恐怖症です。

決して完璧ではなく合理的な思考では割り切れない部分があり愚かな面を持つのが人間

・・・そんなメッセージを私は受取りました。

スプーナーがロボットのサニーに対し

「自由とは自分で考えることだ。」と言った台詞も印象的でした。

『アイ、ロボット』HP

by natsu-usagi | 2004-09-26 22:02 |


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